2.あいさつ

・人間関係をスムーズにするあいさつ

あいさつは社会人としての常識です。よい人間関係を維持していくのに欠かすことができません。積極的にあいさつをし、相手に感じのよい印象を与え、人間関係をスムーズにしましょう。

以下のことに留意して、積極的にあいさつするよう心掛けましょう。

  • 明るく元気にあいさつする
  • しっかり相手を見てにこやかにあいさつをする
  • 「○○さん、おはようございます」のように、名前を呼ぶ

・あいさつの言葉と解説

  • おはようございます:
    朝のあいさつ。

  • こんにちは:
    昼間のあいさつ。

  • こんばんは:
    夕方から夜にかけてのあいさつ。

  • いらっしゃいませ:
    来客を迎えるときのあいさつ。

  • いつもお世話になっております
    社外の人に用いるあいさつ。

  • こちらこそお世話になっております
    「お世話になっております」とあいさつを受けたときに返すあいさつ。

  • ありがとうございます(ました):
    感謝の意を表すあいさつ。

  • 失礼いたします(ました):
    部屋に入るときや帰るとき、来客を見送るときなどに用いるあいさつ。

  • 行ってらっしゃいませ:
    外出を見送るときのあいさつ。

  • お帰りなさいませ:
    帰りを迎えるときのあいさつ。

  • お疲れさまでした:
    目上の人の帰りを迎えるときや見送るときのあいさつ。

  • ごめんくださいませ:
    訪問先で帰るときなどのあいさつ。

・お辞儀の使い分け

あいさつをするとき欠かせないのがお辞儀です。お辞儀には3種類あります。

・会釈:
廊下や階段などで来客とすれ違ったときなどに行います。軽く頭を下げるお辞儀です。大体15度程度です。

・敬礼
来客を迎えたり見送ったりするときのお辞儀です。大体30度くらいの角度で行います。「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」という言葉と併用されることが多いです。「普通礼」ともいいます。

・最敬礼
おわびをするときなどに45度程度の角度でするお辞儀です。

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