5.郵便に関する知識

・郵便小包

第一種郵便では送れないようなものや、定形外郵便で送れば割高になる重いものなどに利用します。
「ゆうパック」「ゆうメール」「レターパック」の3パターンがあります。

ゆうパック
一般小包です。急ぐときには「速達」、重要なものを送るときには「書留」に出来ます。
信書は入れることができませんが送り状はOKです。

ゆうメール
冊子などを送るときに利用します。急ぐときには「速達」、重要なものを送るときには「書留」に出来ます。
信書は入れることができませんが送り状はOKです。

レターパック
信書と荷物を同時に送れます。

・特殊取扱郵便物の知識

多めに料金はかかりますが、郵便物に速達などの機能を付すことが出来ます。

速達扱いにする。
「速達」扱いにすると郵便物を早く送ることが出来ます。郵便物の右上部に赤線を引くか、赤で「速達」と記入すれば速達になります。。

書留扱いにする。
配達した際の記録を残すことが出来るため、重要な文書を送るのに適しています。万が一事故などで届かなかった場合でも、損害賠償が受けられます。

書留には、「現金書留」「一般書留」「簡易書留」の3重類があります。現金書留は現金、一般書留は現金以外の有価証券、簡易書留は重要文書などの送付に利用されます。

現金書留と一般書留の利用時は、以下の特殊取扱を利用できます。

  • 引受時刻証明:郵便物を差し出した時刻を証明するもの。
  • 配達証明:郵便物を配達した年月日を証明するもの。
  • 内容証明:どういう内容の文書を差し出したかを証明するもの。

・郵便に関するその他の知識

  • 書き損じた「はがき」「郵便書簡」や誤って貼り付けてしまった「切手」などは、所定の手数料を払えば新しいものと交換できます。
  • 往復はがきは切り離しても使用可能です。
  • 郵便番号を書けば、都道府県名は省略しても届け先に配達されます。
  • 料金不足の手紙類は受取人が不足分の料金を支払うことになります。
  • 航空券やビール券、ギフト券などは有価証券なので一般書留で送ります。
  • 事故にあって届かなかった場合は、現金書留の場合、最高50万円まで補償されます。
  • 速達はポストに投函できますが、書留類は郵便局に出向いて差し出す必要があります。
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