4.弔辞への対応
・弔辞の際の情報収集と基本的な対応
弔事の際、秘書は次のような情報を集め、上司に報告しどのように対応したらよいか指示を受けます。
- 逝去の日時
- 喪主の氏名、、住所、電話番号
- 通夜、葬儀・告別式の日時と場所
- 葬儀の形式(仏式、神式、キリスト教式)
- 死因とそれまでの経緯
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・上司に確認すべきこと
- 通夜、葬儀・告別式のどれに参列するか。
- 上司が参列するか、代理の者か。
- 代理の者を立てる場合には、すぐ連絡する。
- 上司が参列する場合は、スケジュール表に書き込む。
- 香典をいくら包むか。
- 弔電を打つ場合は誰の名前で打つか。役職などの肩書はどうするか。
- 供花、供物を届ける場合の予算はいくらか。
・香典を供えるときの上書き
祝儀(不祝儀)袋や書状などの表面に書く文字を上書きといいます。
- 仏式:「御香典」「御香料」「御霊前」
- 神式:「御榊料」「御玉串料」「御霊前」
- キリスト教式:「御花料」「御霊前」
※わからない時はどの宗教にも共通する「御霊前」を用いましょう。
・供花・供物の手配
供花・供物を贈る場合は通夜や葬儀に間に合うように手配します。
供花・供物は宗教によって異なるので注意しましょう。
- 仏式:「生花」「花輪」「果物」「茶」
- 神式:「生花」「榊」「酒」「魚」「果物」
- キリスト教式:「白系統の生花」
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