8.経営管理に関する用語
・経営管理に関する用語
経営管理に関する用語について、意味や内容を把握しておきましょう。
・経営管理に関する用語
・生産管理:
生産工程を管理することをいいます。
短時間に、低コストで、質のよい製品を生産出来るよう、生産に関する予測・計画・統制を行います。
・品質管理:
製品の品質を一定の水準に保つことです。
・QCサークル:
職場単位で自主的に品質管理・品質改善を行う活動グループのことをいいます。
※Qはクオリティー、Cはコントロールのこと。
・付加価値:
売上高から原材料など外部購入費を差し引いたものをいいます。
付加価値は、従業員に人件費として、株主に配当金として、社会に税金として分配されます。
・価値分析:
製品の性能を適切に保ちながらコストを引き下げるための科学的手法のことです。
例)
・材料に使用していた鉄をプラスチックに替えることでコストダウンを図る
・生産過程を短縮してコストダウンを図る
・材料の特性や生産方法、加工技術などをさまざまな角度から分析して無駄を省きコストダウンを図る
・労働生産性:
従業員一人当たりの付加価値額のことです。
労働生産性=(売上高−外部購入費)÷従業員数
・リストラ:
事業の再構築を図ること。
不採算部門を縮小する、その費用で新規事業に乗り出すなどを行うことが多く、その過程で人員整理が行われる場合が多いです。しかしながらリストラ=人員整理ではないので注意。
・日本的経営:
こういう経営をする会社では、特徴として年功序列や終身雇用、企業別組合、家族体質、稟議制度などが見られることが多いです。
・年功序列とは、勤務年数に応じた昇進や昇給を基本とする制度です。
・終身雇用とは、原則として定年までの雇用を保障する制度です。
・稟議制度とは、担当者が案を作り、関係者に回して決裁権のある部長や常務、社長などの承認を得る方式のことです。
しかしながら、国際化の流れもあり、こうした日本的経営体質は薄まってきています。