第2回 - 3問 必要とされる資質

秘書A子は、今日は友人と映画を見に行く約束があり、定時に退社することにしていた。ところが、もう予定がないはすの上司が定時を過ぎても退社しないのでA子は退社しにくい。このような場合、A子はどのようにすればよいか。次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。

1.

用事があれば上司は何らかの指示をするだろうから、帰り支度をして様子を見る。

チェック!
×

確認なく退社の準備をするのは気遣いが足りないと言えます。

2.

上司に予定外の仕事が入ったのかもしれないので、何の仕事をしているのかを尋ねる。

チェック!
×

上司の仕事内容について聞くことは上司の仕事に立ち入ることになるので不適当といえます。

3.

定時を過ぎたのだから上司に予定があることを話し、退社することについて了承を得る。

チェック!

秘書の役割は上司の仕事を手助けすることです。従って基本的に勤務は上司の執務に合わせることになりますが、この場合は終業後であり、上司からの指示もないので退社しでも差し支えありません。その際、了承を得ることが適切です。

4.

上司からは何も指示されていないのだから、「お先に失礼します」とあいさつして退社する。

チェック!
×

秘書として上司がいる以上役割があるかもしれず、了承を取らずに変えるのは不適切といえます。

5.

上司に友人との約束のことを話し、手伝うことがあれば明日にしてもらいたいと頼んで退社する。

チェック!
×

「手伝うことがあれば明日にしてもらいたい」という断りは、失礼といえます。

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