6.機密事項と重要性

一般に公表されていない重要事項はすべて機密事項であると考えましょう。
会社の情報は勿論ですが、上司の行動や面談相手、上司の入院なども重要な情報になるため軽々しく口に出してはいけません。また、秘書という職務柄上司のプライベートについて詳しくなりますので、それも上司の個人情報として守るべきです。

例えば、現在研究開発中の製品情報が競争企業に漏れると、先手を打たれるなどして会社にとっては大きな痛手になってしまいます。

秘書は機密事項に触れる機会が多いので、機密保持に特に注意を払わなければなりません。機密を守り切ることが「信頼のおける秘書」という評価につながります。

企画・研究・開発に関する情報

・新製品に関する情報

・会社の合併情報や業務提携情報、新会社設立に関する情報

・人事異動情報

・組織変更情報

・出張先や外出先

・会合やその参加者

・面談の相手

・家族に関する情報

・交友関係

・病気や入院の情報

・個人的な行動に関する情報

・自宅の住所や連絡先など

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