秘書検定3級とは — 試験概要・日程・合格率・CBT

秘書検定(秘書技能検定)は、公益財団法人 実務技能検定協会が実施している検定試験です。このページでは、協会とCBTの実施会社の公式情報をもとに、3級の程度・出題領域と形式・合格基準・会場試験とCBTの違い・合格率を整理します。

これから3級を受ける人が最初に押さえておきたいのは、「理論と実技のそれぞれで60%以上の得点が必要なこと」「決まった日に受ける会場試験のほかに、都合のよい日に受けられるCBTがあること」「合格率が公式に公開されていること」の3点です。細かい数値は下の各項目で確認してください。

秘書検定とは

秘書検定は、1級・準1級・2級・3級の4つの級に分かれています。受験資格に制限はなく、どなたでも受験できます。

1級と準1級は筆記試験と面接試験に合格する必要があり、1級の筆記試験は全て記述問題です。準1級・2級・3級の筆記試験は、選択問題(マークシート方式)と記述問題で出題されます。本サイトが扱うのは3級です。

3級の程度

協会の説明では、3級は基本的な職場常識を問われる級で、高校生も多く受験しています。上の級の2級は、就職を意識した大学生や社会人の受験が多く、感じのよさだけでなく優先順位の判断や効率のよい仕事の仕方も問われる級とされています。

3級はその手前の、職場で求められる基本を確かめる級です。秘書として上司をどう補佐するか、来客や電話にどう応じるかといった基本を、本サイトのウェブテキストでは15章に分けて説明しています。

出題領域と形式

筆記試験は、「理論」と「実技」の2つの領域に分かれており、それぞれ次の内容から出題されます。

理論①必要とされる資質 ②職務知識 ③一般知識
実技④マナー・接遇 ⑤技能

出題形式は、選択問題(マークシート方式)と記述問題です。CBTの3級は、多肢選択式31問と記述式2問の計33問を90分で解きます。

本サイトの問題演習は、過去問と同じ形式の選択問題を、選択肢ごとに正誤と解説を確かめられる形にしたものです(第1回〜第6回)。記述問題は収録していません。

合格基準

合格基準は、「理論」と「実技」のそれぞれの得点が60%以上であることです。合計点で判定するのではないので、片方の領域が高得点でも、もう片方が60%に届かなければ合格できません。

そのため、得意な分野だけを伸ばすより、理論・実技の両方で6割を確実に取る勉強が大切です。勉強の順番は秘書検定3級に短期間で受かる勉強法にまとめています。

会場試験とCBTの違い

3級は、決まった試験日に会場で受ける会場試験と、テストセンターのコンピュータで受けるCBTのどちらでも受験できます。

会場試験

試験日第140回 2026年11月15日(日)
第141回 2027年2月7日(日)(2級・3級のみ実施)
申込期間第140回の通常受験は2026年9月3日〜10月13日、第141回は2026年12月7日〜2027年1月12日
試験時間3級 11:50〜13:50(第140回)
受験料3級 3,800円
結果第140回の2級・3級は12月上旬に合否通知

CBT

試験日随時(年末年始を除く)。申込日から3日目以降の日を予約できる
出題と時間多肢選択式31問+記述式2問(計33問)・90分
受験料3級 3,600円(CBT事務手数料800円を含む。税込)
申込インターネットのみ。受験日・会場の変更とキャンセルは受験日の3日前まで。受験票の発送はない
結果即時判定。試験終了後にスコアレポートが渡され、翌日以降、合格者はマイページからデジタル合格証・合格証明書をダウンロードできる

日程を自分で選びたい人や、結果をすぐに知りたい人にはCBTが向いています。決まった日に向けて計画的に準備したい人は会場試験を選ぶとよいでしょう。会場試験の日程は回ごとに決まるため、最新の日程は協会サイトで確認してください。

合格率

秘書検定の合格率は、協会の「受験者状況」で公式に公開されています。3級の直近の数値は次のとおりです。

会場試験第139回(2026年6月21日): 受験者4,750名・合格者3,553名・合格率74.8%
出典: 実務技能検定協会「第139回 受験者状況」
CBT2025年度(2025年4月1日〜2026年3月31日): 受験者5,631名・合格者3,780名・合格率67.1%
出典: 実務技能検定協会「2025年度 CBT受験者状況」

第139回の会場試験では、3級の受験者のおよそ4人に3人が合格しています。難関試験ではありませんが、不合格になる人もいる試験です。合格率は回や年度によって変わるので、最新の値は協会の受験者状況で確認してください。

出典: 公益財団法人 実務技能検定協会「秘書検定とは」・「受験要項」・「試験日程」・「受験者状況」、CBT-Solutions「秘書技能検定CBT」(2026年10月1日確認)。日程・受験料は変わることがあるため、申込時に公式サイトでご確認ください。

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