4.秘書に要求される身だしなみ
・ふさわしい身だしなみ
身だしなみとは身の回りについての心掛けのことをいいます。お客様など外部の人に対してよいイメージを与えることは、会社や上司の評価を上げることにも繋がります。そのために、以下の2つの観点をクリアできるように意識することが大切です。
・髪や衣服などの身なりを整える
・礼儀作法を身に付けて言葉や態度をきちんとする
・気をつけるポイント
・服装:
清潔で自分に合った動きやすいものを選ぶ。
・化粧:
ナチュラルメイクが基本。ビジネスの場なのでノーメイクは不適切であり、濃い化粧は汚らしいので更に不適切。(女性が思っている以上に、男性は濃い化粧を汚らしいものと感じる傾向にあります。)
・マニキュア:
健康的に見える程度の色が好ましい。
透明もしくは出来るだけ控えめな色にする。
・アクセサリー:
大きなものや、複数つけることは仕事のじゃまになることがあるので避ける。
・髪型:
後ろにまとめるなど、お辞儀をしたときに髪が顔を覆わないように整える。
・靴:
活動しやすいものが適切。中ヒール程度のものなど。
・その他:
上司の陰の力となるのが秘書の役割。華やかさは不要で、むしろ目立たない服装が秘書にふさわしい。
また、上記以外にも会社のイメージに調和した服装かどうかにも気を配るようにしましょう。
・ビジネスに不向きな装い
流行しているかどうかにかかわらず、ビジネスの場にふさわしくない服装や装飾品は避けます。スポーティーなものやカジュアルなものも避けるようにしましょう。
具体的には、次のような服装は避けなければなりません。
・カジュアルな服装(ジーンズ、Tシャツ、セーターなど)
・機能的でなかったりビジネスシーンに不適切な服装(短いスカートなど)
・動きづらくカジュアルな履物(ロングブーツやハイヒール、サンダルなど)
・過度な装飾の施されたアクセサリー類(大振りのイヤリングや派手なネックレスなど)